『長生蘭』とは、同じ柄と芸が増え続けなければならず、一過性の変異個体は数多く存在しますが、此れは単に一代雑種でしかなく、栽培環境や栽培者が変わっても、芸や柄が持続されなければ、また、全国的な知名度で流通が有り各地にて栽培伝承が行われている事、そして特に類似品が無く、名札が無くても一旦覚えたら間違いなく判定出来る物で無ければ成らない、現存数株の状態では該当しません、栽培者の棚にて栽培伝承の実態が確認できない物は除きます、一時期の門外不出品や希少貴重高額種等の過ち無くして、楽しい栽培、全国的に愛好者の栽培可能品種が『長生蘭』です。従いまして旧態以前とした、門外不出や極少の貴重性を売り物にして、増殖を妨げ極数株の現存をうたい文句に僅かに存在させる等の品種は除外され また この様な品種は長生蘭とは呼べませんね。H19,11,11 長生蘭 石斛 せっこく りき丸城の馬鹿殿記