北洋無線工業(株) RIGING FM−500
北洋無線工業(株) 5バンド 12石 RISING FM−500
初の北洋無線工業製ゲット ロゴ RISING 通信機型のホームポータブルタイプ 本体の上部の手提げハンドル バンド切り替えプッシュ式 周波数表示は横行の赤いカーソル指示でランプ点灯、プラスチックとアルミとパルプの使用 圧縮された紙にブルーの紙が貼り付けられた ラジオセットでは初見の本体構造です。
左上部の電源スイッチ兼ボリュームスイッチ その右にインジケーター その下面にはトーンコントロール。 
アナログの時代の動きの在るもの マジックアイの真空管機に続く電源の表示 或は 同調度の動きによる表示 次第に動きが人気の中心に 一時期は収束したが。
本体が横長タイプですから 周波数表示も横行ダイアル クリアープレートに印字のKC/MCの表記 昭和42年以前の製品です、 AFC付き しかし 国内の放送周波数帯からは外れた 88−108MCで関東では一局が受信できるのかな 国外の放送受信 輸出仕様ですね。
5バンド切り替えスイッチはプッシュ式 右面の赤いボタンが周波数ダイアル面の照明スイッチです。
ロゴマーク RISING 初見
本体部の背部はブルーの紙張り式の構造ラジオセットでのこの構造は初見です 圧縮パルプにブルの紙を張り合わせしていると推定します、名板のシールが二枚ついてます、本体の止めは日本のネジによりマイナスしようパンチングメタルが電池室の飾り、最初期のトランジスタラジオのポータブルに同様な構造が見られますね 何故か電池室の換気用のパンチングのアルミボード ? 単一六本必用9V仕様 AC用のアダプターなどは無いです 電池のみ。
シール張り 古いのか 新しいのか 
シール張り 古いのか 新しいのか 
CERTIFICATION・・・
製造者の表記は完璧 この表記により年代の推定も可能。
外部アンテナ・ピックアップ等多様な機能もついてますね。
電池室の様子 電池ホルダーが多分当初は しかし 有りませんね 内部の様子は一見して ジャンパー線が スピーカーは自社製はてな RISINGの表記 大型のバリコンが使われています 意外と感度は良いかもね。
電池室の蓋の締め付け方法にも一流〜六流の差が見られますね ご覧のL字金具を捩じ込み止めの構造 不恰好と呼ぶ効した状態 苦心 工夫が明らかに足りない 自作の素人作品ならば この構造も創意工夫とよべるが 販売目的の製品としては 誠にお粗末ですね。
このアルミのプレートが電池室の窓に このスタイルは最初期の偏平姿の高級機に使われていたが この機種に仕様の意味は不明です それほど高発熱のトランジスタは使用して無い感じ。
破損の一部整形手術しました、更に二次的な補修 そして整形手術の予定 ロッドアンテナの基部が 強度不足により破損欠損 皹割れ 推定 アンテナを伸張していて 強い圧力が加わり 欠損 皹 ですね 強度の劣化ではないと思います 少し削りましての確認、強度は保持してます。