コロンビア 1868 NSB CRYSTER付2バンド  8石 FAINチューニング トランジスタラジオ
日本コロンビア初期のトランジスタラジオ数字シリーズ 1868本体にショルダー本革ベルトが付いてます、更に本革のハーフの中途半端ケースにより本体収納式 フロントの左下のロゴマーク欠損 GTR 2バンド COLUMBIAのロゴ付。
ハーフサイズの半端ケース付き フロントにバンド切り替えスイッチオレンジ色とFAINチューニングの白いつまみが配置されて、その右側段差のある位置にメインチューニングつまみと電源ボリュームスイッチ兼用のつまみが配置。
ハーフサイズの中途半端本革ケースの背部ポケットに外付けロッドアンテナが収納されてます、老朽も摩耗も無い良い状態です、当時の長尺ロッド健在です。8段かな未確認
本体はイブにNSBのクリスタースイッチ 裏蓋と電池室の蓋が兼用で初期のトランジスタ 止めネジの+姿は初期タイプ最初期のマイナスが欲しいですね、コロンビア製の偏平小判は未見です。
本体の機番と外部の外付けロッドアンテナの接続の端子部長いロッドアンテナの使用と接続端子の差込角度の不具合により 本体のケースが割れてます、正規の角度にして接着補修完了。
上のオス金具を受け入れるメス金具、外部アンテナと本体との接続 も メーカー毎に苦心工夫方式は複数ですね。
年代的にはUSAの物真似時代 逆置きの基板姿、技術的にはかなりの後進状態 無数のジャンパー線 設計の時点の工夫が足りない計算不足 引き回し配線が多いほど 減衰します 微妙な感度 性能に影響未熟メーカートランジスタラジオ製造初期機と判明
背部のクリスタースイッチの内部 東洋通信機の文字が見えますね 自社製造ではない外部企業の手助け 自立できてない状態が丸見えになります。
自社独自性の表れ アンテナ接続金具 ? ?
1868 パーツ ロケーション ダイアグラム 流石に真空管のラジオ製造からのノウハウ 一枚の紙製の名板でも 一流二流三流の日本のラジオメーカー振りが感じられますね。
今回の入手により 使用のパーツ 
色んな角度からの日本コロンビア
を見て感じて観察できました 
先発 後発 新規の部品の開発製造
他社多数参加型の寄せ集めによる
製造の形態 真空管もトランジスタ
も大差の無い仲間企業仲間同業 
ラジオ業界の連携連絡 
本革のハーフの中途半端ケースや内部のジャンパーの多さ手探りスタートのトランジスタラジオ製造期 日本コロンビアの一面が丸見えの面白い一台ですね 残念現時点ジャンクです 此れも再生蘇生目指してお触り開始。 ・・、
回路図